アルフール文書とは、アルフールが執筆した雑記記事の総称。
記事は基本的に月一で更新され、投稿日の前の月にあった出来事をまとめた表「できごと月表(げっぴょう)」と、アルフールが興味を持った事柄や話題について書きつづる「今月のトピック」の二部構成となっている。
「――文書」と呼ばれるもので有名なのは、世界中の政治家や経営者らによる税逃れの実態が明らかになった機密文書「パナマ文書」がありますが……
アルフール文書はただの雑記帳ですので、お間違えなく
雑記帳にまぎらわしい名前を付けないよーに!
まあまあ、それでは早速始めましょう
できごと月表
2023年5月に起こった主な出来事を振り返ります。
僕の独断と偏見で選んだ出来事を並べてみました
2023年5月の出来事
日 | できごと |
---|---|
5 | WHO(世界保健機関)、新型コロナウイルス感染症に関する「国際的な公衆衛生上の緊急事態」の宣言を終了すると発表 |
6 | 浦和レッズ、ACL優勝(3回目) AFCチャンピオンズリーグ(ACL) 2022 【決勝】第2戦 浦和レッズ[1 – 0]アル・ヒラル 埼玉スタジアム2002 |
6 | イギリス国王チャールズ3世の戴冠式がロンドンで行われる |
8 | 【日本】 新型コロナウイルス感染症の法律上の位置づけを2類相当から5類に移行 (5類は季節性インフルエンザと同等) |
8 | ロシア・ウクライナ戦争 ロシア軍、キーウなどウクライナ各地にドローンやミサイル攻撃 |
9 | アメリカ連邦地裁、元コラムニストに対するトランプ前大統領の性的暴力を認め、損害賠償500万ドル(約6億7500万円)の支払いを命じる |
11 | イギリス、ウクライナに長距離巡航ミサイル「ストームシャドウ」供与と発表 |
13 | 【ウクライナ/バチカン】 ゼレンスキー大統領、バチカンを訪れローマ教皇と会談 |
14 | 【日本】 ジャニーズ事務所創業者・故ジャニー喜多川氏による所属タレントへの性加害問題を巡り、事務所社長の藤島ジュリー景子氏が謝罪 |
15 | 【ウクライナ/イギリス】 ゼレンスキー大統領、イギリスを訪問しスーナク英首相と会談 |
16 | ロシア・ウクライナ戦争 ロシア軍、多数のミサイルとドローンでキーウを攻撃 ウクライナ、ロシアの極超音速ミサイル6発を空軍が撃墜したと発表 |
17 | 【イギリス/台湾】 トラス前英首相が台湾訪問 (イギリスの首相経験者が訪台するのは、1996年のサッチャー氏以来27年ぶり) |
18 | 【日本/イギリス】 岸田文雄首相、G7サミット出席のため来日したスーナク英首相と会談 日英首脳、経済と安全保障分野での関係強化(広島アコード)に合意 |
18 | ロシア・ウクライナ戦争 ロシア軍、キーウに今月9回目のミサイル攻撃 |
19 | 【日本】 G7広島サミット開幕 G7首脳、平和記念資料館を視察し原爆死没者慰霊碑に献花 |
20 | 【ウクライナ】 ゼレンスキー大統領、G7広島サミット出席のため来日 |
20 | 【日本】 G7広島サミット首脳声明発表 ウクライナ支援の継続 中国の経済的威圧への対応 核軍縮・不拡散の取り組みを強化 など |
21 | 【日本】 G7広島サミット最終日 「ウクライナ」をテーマとした討議にゼレンスキー氏も出席 G7広島サミット閉幕 |
21 | 【ウクライナ/日本】 ゼレンスキー大統領、原爆死没者慰霊碑に献花 |
22 | 【アメリカ】 FBI、故エリザベス英女王暗殺計画に関する情報を公開 (1983年の女王訪米前にサンフランシスコの警官に暗殺の予告があった) |
24 | アメリカ大統領選2024 フロリダ州のデサンティス知事、共和党指名争いへの立候補を表明 |
28 | 【トルコ】 エルドアン大統領、大統領選の決選投票で勝利、再選を果たす |
31 | 北朝鮮、軍事偵察衛星ロケットの打ち上げに失敗 |
31 | 【日本/ポーランド】 16世紀の絵画「聖母子」が日本からポーランドに返還される (聖母子:イタリア人画家アレッサンドロ・トゥルキ作。第二次世界大戦中にナチスがポーランドから略奪した美術品の中で最も価値のある作品の1つ。2022年1月に日本のオークションで発見される。) |
ゼレンスキー大統領が日本に来たのはビックリしたね
いや~、さすがの僕も度肝抜かれましたわ
今月のトピック
2022年9月8日。イギリスで国王の交代がありました。
女王エリザベス2世死去に伴い、国王チャールズ3世が即位したのです。
そして2023年5月6日。
ロンドンのウェストミンスター寺院において、国王チャールズ3世の戴冠式が執り行われました。
戴冠式とは、国王が即位ののち公式に王冠を受け、王位への就任を国内外に宣示する儀式です。
世界中から多くの王族、国家元首が招待され約2200人が出席したこの歴史的イベントには、日本からも秋篠宮皇嗣同妃両殿下が参列されました。
イギリス国内で約2000万人が視聴したチャールズ3世の戴冠式。僕もインターネットで見ました。
「荘厳で華やかな伝統的宗教典礼」――戴冠式に対する僕の印象がこれです。エリザベス女王の国葬も同じような印象を持ちましたが、戴冠式がお祝い事ということもあり厳粛な中にも明るさがありました。式で使用された「王冠」「宝珠」「王笏」といった宝物は、日本で言うところの「三種の神器」みたいなものかもしれません。
そんなわけで、今回の雑記テーマは国王チャールズ3世戴冠式にちなみ、イギリスです。
イギリスを語る! > 第1弾「イギリス好きになった理由」
僕がイギリスを好きになったのは小学生の頃です。
ただ、好きになった理由については今まで深く考えてきませんでした。
どんなことでも、何かを好きになるには理由があるはずです。
僕はなぜイギリスを好きになったのか?
その理由について、過去を思い出しながら書いていきます。
まずイギリスに興味を持ったきっかけですが、これはハッキリしています。
ズバリ!ロビンマスクです!
ロビンマスクとは、漫画「キン肉マン 」に登場する超人の1人。イギリスの名門ロビン一族出身。超人同士が競い合う世界大会・超人オリンピックにイギリス代表として2回出場した。
このロビンマスク、ものすごくカッコよかったんです。
※下の画像の右から2番目、青色の超人がロビンマスク
で、ロビンマスクの出身国イギリスを調べたところ……、たちまちイギリスのカッコよさに引き込まれてしまいました。
当時は小学生で幼かったこともありますが、イギリスのあらゆる所が魅力的に見えたのを覚えています。
いくつか例を挙げますと、
- 国旗
- 近衛兵
- 女王
- ビートルズ
- タワーブリッジ
- 城
- コンコルド
- 英国紳士
などです。
では上の8つについて、当時どのように思っていたのか?
覚えている範囲で紹介していきます。
- 国旗
-
イギリスの国旗は、言わずと知れたユニオンジャック。
子供の頃は、我が国の国旗・日の丸よりユニオンジャックの方が好きでした。おそらく日の丸はシンプル過ぎて、子供だった自分には受けが良くなかったのだと思います。
- 近衛兵
-
赤い上着と熊の毛皮で作られた少し長めの帽子を身に付けた兵隊がイギリス近衛兵です。
現代っぽさがない、クラシックなデザインの制服が子供の目を引きつけたのだと思います。
- 女王
-
女王と言えば、ほとんどの人がエリザベス2世を思い浮かべるでしょう。ただ、僕が小学生の頃に何かの本で見た女王がエリザベス2世だったかどうかは分かりません。絵画だったような気がするのでエリザベス1世だった可能性もあります。
当時は「女性が王になって国を治めてるなんてカッコいいな~」と思ってました。で、「イギリスという国は昔からずーっと女王が統治してるんだ」みたいな勘違いをして、その間違った理解が「イギリスを好きになる」後押しをしたのかもしれません。よく覚えてませんが。
- ビートルズ
-
イギリス・リヴァプール出身の伝説的ロックバンド。
小学校の音楽の時間に聴いた「LET IT BE(レット・イット・ビー)」に衝撃を受けたのが始まり。その後すぐにビートルズの曲がたくさん収録されているカセットテープ(懐かしい……)を聴いて、さらに衝撃を受けました。
なぜなら、ほとんどの曲が名曲だったからです。
歌詞を理解できないどころか英語の聞き取りすらできない子供に、そう思わせるほどの圧倒的なパワーを秘めた曲ばかりでした。
- タワーブリッジ
-
ロンドン市内を流れるテムズ川に架かる跳ね橋。ゴシック様式の2つの塔を持つ世界で最も有名な橋です。
前述の「キン肉マン」を読んだ時に「タワーブリッジ」という名前を初めて知りました(イギリス代表のロビンマスクが使っていた必殺技の名前)。「タワーブリッジ」とは何なのか気になって調べてみたら……、なんと物語に出てくるような美しい建造物ではありませんか!「イギリスは建物も洗練されてるな」と感じた瞬間でした。
- 城
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イギリスでは石造りの城が基本ですが、ノルマン様式やゴシック様式など、建築様式は城によって様々です。なので、重厚で無骨な感じの城もあれば、壮麗で神秘的な城もあります。
自分がいつイギリスの城の魅力に引き込まれたのか?――それは残念ながら覚えていません。恐らく図鑑か何かで初めて見た時だったと思います。そしていつの頃からか「イギリスに住んで古城めぐりをしたい」という夢が芽生え、その夢を抱いて成長し、成人してからも割と長い間その思いを胸に秘めていました。
- コンコルド
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イギリスとフランスが共同開発した超音速旅客機。最大速度マッハ2を誇る世界最速の民間旅客機でした。2003年運航終了。
出典:Arpingstone
図鑑でイギリス製の飛行機を探していた時に見つけました。名前も機体も速そうでカッコよく、ノーズ部分も尖っていてカッコよかったです。でも何より「最速の旅客機」という響きに惹かれました。
- 英国紳士
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「上品」「教養がある」「礼儀正しい」「立派」といった特徴を兼ね備えたイギリスのジェントルマン。一般的な外見のイメージは「シルクハットにフロックコート、ベストを着用し傘(ステッキ)を持っている男性」でしょうか。
これは完全にロビンマスクの影響です。やつがカッコよすぎたのが悪い。
僕がイギリス好きになったきっかけはロビンマスクです。ロビンマスクを見てイギリスに興味を持ち、イギリスを知っていくうちに好きになった――という流れだと思います。
イギリスは子供心をくすぐる魅力あふれる国でした。
しかも、もとはグレートブリテン島だけの小さい国だったイギリスが、最盛期には世界の4分の1を支配する帝国(大英帝国)にまで発展を遂げたのですから、単純な子供が興味を持ったとしても不思議ではありません。
しかし光があれば影もあります。表面的な部分だけを見れば、魅力あふれる素晴らしい国であるイギリスも、その長い歴史の中では結構えげつないことを行っています。そういった「子供の頃の自分が知らなかった事実」や「現在のイギリスの立ち位置」などを理解していくと、それまで抱いていたイギリスへの憧憬は段々と薄れていくものです。
ではなぜ、今でもイギリスを好きなのか?
それは、子供の頃に形成された感情を完全に失うことはできないから、だと思います。
ニュースでイギリス関連のヘッドラインがあれば読みますし、サッカーのイングランドプレミアリーグが好きですし、オリンピックが行われれば日本の次にイギリスのメダル数を確認しますし、行ってみたい外国はイギリスだけですし、イギリス英語がスタンダードだと思ってますし、……。
結局何が言いたいのかと言えば、
日本の次にイギリスが好きだ
ってことです。
- 正式名称「グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国」
- 英語名「United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」
- 略称・通称「United Kingdom」「UK」「英国」
イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドという4つの国で形成される立憲君主制・同君連合国家。
領土の中核は、グレートブリテン島とアイルランド島北東部。他にもグレートブリテン島周辺や大西洋、太平洋、インド洋に多数の島々を領有している。イベリア半島南端のジブラルタルもイギリスの海外領土の一部。
今までイギリス、イギリスって言ってきましたけど、「イギリス」なんて呼び方日本だけなんです